エンクロージャーと音について

こんばんは、アフロ酒井です。

世の中には色々なスピーカーがありますが、
エンクロージャーの設計理念は大きく分けると2つしかないと思います。

1.徹底的に不要な振動を排除し、ユニットから出る音のみを忠実に再現しようとする物。
2.スピーカーそのものを楽器のように捉え、エンクロージャーの響きも含めスピーカーの音の一部とする物。

今回は最近入荷した製品を紹介しつつ、エンクロージャーの設計による音の違いについて考えてみたいと思います。
1.の例はAudio MachinaのCRM+CRSです。
とても透明感のある音で、弦楽器やボーカルがびっくりするくらい生々しいです。

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エンクロージャーがアルミで出来ており、叩くと中身が詰まった音がします。
木のようにコンコン鳴る感じが無く、鳴きが抑えられています。
また余計な振動を排除するために機械的強度が高く重量もサイズの割にかなりあります。
この手のエンクロージャーはモニタータイプのスピーカーに多く、音質の傾向はクリアで低域は引き締まっている物が多いです。
特徴:エンクロジャーが分厚い、素材が硬い、重い。
音質:クリア、タイト、高解像度

続いて2.のタイプです。
例として、TANNOY ウェストンミンスターロイヤル(近日ショップサイト公開)

ふくよかな低域でスケールの大きな音が特徴です。
クラシックがよく合います。

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エンクロージャーが木で出来ていて木の響きが乗った優しいがします。
木製エンクロージャーの場合、良く鳴る木でやや薄めのエンクロージャーにすると、
小さなユニットを使っても箱全体が鳴りますので、比較的低音が出やすくなります。
バックロードホーンなど中身が詰まった物は例外ですが、全体として比較的重量は軽いものが多いです。

特徴:エンクロジャーが薄め、素材が鳴る(硬い、柔らかい問わず)、軽い。
音質:ふくよか、木の材質によって独特の艶や癖が乗る、レンジがやや狭いものが多い

※ウェストンミンスターは構造がバックロードホーンに近く中身が詰まっています。
しかも普通のトールボーイと比較するとわかりますが、サイズがサイズだけにかなり大きいので、やや例外ではあります。
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ROYALの文字が非常にかっこいいですね。
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こちらは運び出しの風景。
こう見ると、ただの大きなタンスを運んでいる様にしか見えない状態でした・・・。
以上、入荷製品の紹介とエンクロージャーの種類でした。

そのうち、1のタイプの鳴きが少ない小さめの箱を自作しようと酒井は密かに考えています。
完成しましたらブログにて報告したいと思います。

乞うご期待!